過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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709: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/05(月) 23:50:52.80 ID:j8H6QI+X0
シーーーーーーンッ

ハニー「……(まだ誰も、そもそも呪う方の杖からだって呪文が発せられてないわね)」

ハニー「……(当然だけれど……だってほとんど、『どうやるのか』を説明していないもの)」

ハニー「……(まぁ、それでも)」


ボソボソ、ボソッ
 ボソボソ

ネビル「うー、あ……みんな、小さい声で呪文呟いて誤魔化し始めてる……ハーマイオニーをあんまり待たせちゃいけないし、えっと、きっとハーマイオニーもそうするよね……?」

ハーマイオニー「……」

ネビル「えーっと、そうだ、小さな声で……『クラゲ足になれ』」ボソッ

ハーマイオニー「――――」

パンッ!

ネビル「えっ   わあああああ!?」

ハーマイオニー「! やったわ!  ああああ!ネビル、なんで避けずに当たってしまうの!?ネビルーーーー!?」


ハニー「(成功させてしまうのがわたしのハーマイオニーなのだけれど。さすがね……普通なら、点数をあげる場面……)」


スネイプ「さぁザビニ、我輩はハンデとして耳を塞いでおくことにしましょうぞ。回りの様子など知りませんな、えぇ」

ザビニ「えっと、先生、それじゃ『無言呪文』の意味がないんじゃ……」


ハニー「……(あのスネイプがグリフィンドールに点をくれるはずがないわよね)」

ハニー「(さて、ロンは……みんなのように、小声で呪文唱えてもいいのに。我慢して、無言でやろうとしているわ)」

ハニー「(ふふっ。あとで褒めてあげなきゃ、ハーマイオニーの次に。あぁ、前ね。ハーマイオニーを褒めるのは夜でいいわ)」


ロン「〜〜〜っ!(駄目だ!駄目だ駄目だ!ちくしょう!マーリンの髭!)」

ロン「(そもそもどうやって僕がハニーに呪いをかけろって言うんだ!?マーリンの髭!!!髭!!!!!)」

ロン「(むしろそんな役目に回ること事態が豚失格だ!それに、ハニー!優しい僕のハニーが僕からの呪いを跳ね返して僕にあたる心配をするせいで呪いにあああああたっちゃったらどうすんだ!どうすんだよおいこの一番豚!バカヤロウ!!!)」

ロン「おら!!」バキャッ!!!

ハニー「!?」


ハーマイオニー「ね、ネビルしっかり……ろ、ロン!?あら!?あなた呪う側、ロン!?あなたがどうして、自分で自分を拳で殴ってるの!?ロン!?!?!?」


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