過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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718: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/06(火) 02:08:32.62 ID:3w1Ng9At0
スラグホーン「みんなに見せようと思ってね。前もっていくつか魔法薬を煎じておいた。NEWTを終えた頃には、この中のいくつかを煎じられるようになるだろう。これが何か、分かる者は?」

ロン「湯だった水?」

ハーマイオニー「どれだけ間抜けな授業なの、それ……はい、先生!」

スラグホーン「一人だけかな?はい、お嬢さん」

ハーマイオニー「『真実薬<ベリタセラム>』です。無色無臭で、飲んだ者に無理やり真実を話させます」

ハニー「いらないところまでね」

スラグホーン「大変よろしい!そう、これは効果が絶大で、しかも飲み物に混ぜても全く気づかれない代物だ。用いる人間によっては大変危険……さぁて、さて。それはこっちの鍋の中身も同じことだ。最近、魔法省のパンフレットにも特記されていたが、これは――?」

ハーマイオニー「はい、先生!ポリジュース薬です!」

ロン「……あれってNEWTもんだったんだなぁ」

ハニー「ハーマイオニーは本当、頼りになるわ」

スラグホーン「よろしい、よろしい!そう、相手の一部を入れれば姿を変えられる薬、味はひどいものだ。さて、こっちは……おや?」

ハーマイオニー「はい、先生!」

ロン「君、ホグワーツ挙手選手権でぶっちぎり優勝できるだろうな」

スラグホーン「ハッハッハ、熱心なのは嬉しいことだよ。それで?」

ハーマイオニー「『アモルテンシア、魅惑万能薬』です!世界一強力な、愛の妙薬!」

スラグホーン「すばらしい! 真珠貝のような独特の光沢で判断したのかね?」

ハーマイオニー「それももちろんですが、一番の特徴はその香りです。周りの人の反応から、一人ひとり違った匂いに感じていることに気づきました。『アモルテンシア』は嗅いだ人が何に惹かれるかによって、その香りが変化します!」

スラグホーン「ふぅむ……」

ハーマイオニー「私の場合は、刈ったばかりの芝生や、新しい羊皮紙や、ハニ、あー、ハチミツ!それにロn……ロング・バケーションの時にフランスで嗅いだ海の香りが!!!」

ロン「最後長いよロングだけに」

スラグホーン「なるほど……お嬢さん、お名前を聞いていいかね?」

ハーマイオニー「えっ、あー、ハーマイオニー・グレンジャーです、先生」

スラグホーン「ほっほう!ヘクター・ダグワース-グレンジャーと何か関係は?超一流魔法薬師教会の設立者だが……?」

ハーマイオニー「いいえ、ないはずです。私はマグル生まれですから」

 マルフォイ「プーップクスクス」

スラグホーン「ほっほう! ハニー、君の言っていたマグル生まれで学年一番の子というのは、彼女だね?うん?」

ハニー「その通りよ、先生。どこかの血しか自慢できない人なんかには負けないわ」

スラグホーン「いやまったく、関心関心!ミス・グレンジャー、あなたがしっかり獲得した二十点をグリフィンドールに与えよう」

ハーマイオニー「! ありがとうございます、先生!」

 マルフォイ「……チッ」


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