過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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◆GPcj7MxBSM
[saga sage]
2013/07/07(日) 22:36:10.93 ID:y8Htynep0
スラグホーン「……それは、そうだ。確かに、あの人は結局ダンブルドアと戦うことはしなかった……うむ、しかし、うーむ……」
ハニー「魔法省に匿ってもらおうにも、無駄でしょうね……ミセス・ボーンズのことは?」
スラグホーン「あぁ、聞いている。そう、このタイミングでアルバスがやってきたことは本当に……なんというか、ズルイ。わたしが丁度不安が高まって居るときに……あぁ、彼はそういうところがある」
スラグホーン「それに、今戻れば……そういえば、『予言者新聞』だけはなんとか定期的に受け取って居るのだがね」
ハニー「えぇ、そうでしょうね。魔法界から完全に切り離されていたら、それしかすがるもの、ないもの」
スラグホーン「……新聞の見出しでよくみるところ、君は……『選ばれし者』だとか――」
ダンブルドア「ふいー、吐いた吐いた。いやぁ、アンブリッジ炎はおそろしくしつこいのう、それはもうホグワーツの生徒が困らせられるわけじゃ」
ハニー「……あぁ、持ってたのねあれを」
ダンブルドア「なんのことじゃねハニー、ヒンヒン!」
ハニー「何も。双子の商売は半永久的に心配いらなそうね、って思っただけよ」
ダンブルドア「あの二人は素晴らしく粋じゃからのう。さて、ホラスよ。そろそろおいとまさせてもらおう」
スラグホーン「もうかね……?」
ダンブルドア「それはそうじゃ、勝ち目のない戦はせんよ。わし合理主義じゃからの。意味知らんけど。ハニー、ホラスとのお話は楽しめたかね?」
ハニー「……えぇ、そうね。ためになる事も教えてもらえたわ。ありがとう、ミスター・スラグホーン」
スラグホーン「……!眼鏡と違って常識がある……やはり、やはり見た目通りリリーに似て居る部分も?いやしかし、あの物言い、いや、でも選ばれし――」
ダンブルドア「よかろう。益々もってホラスに教職についてもらえんのは残念じゃが……じゃあの、ホラス」
スラグホーン「……あー」
ダンブルドア「ざーんねんじゃのう……城の警備は十分すぎるほど施しておるのじゃが」
スラグホーン「うー……」
ダンブルドア「君があの頃欲しがっておったメリーソート先生の教室を用意しておったのじゃがのう」
スラグホーン「うーん……」
ダンブルドア「君は、そうじゃ。ここにおるミス・ポッターと同じくらい特別じゃし……給料も」
スラグホーン「――倍には、してくれるのだろうな!そうでないと、割りにあわんぞ!え?アルバス!」
ダンブルドア「……では?」
スラグホーン「分かった、分かった!!引き受ける!」
ダンブルドア「いや、ええよ。ご好意をありがとう」
スラグホーン「それじゃ九月――えっ!?!?!?」
ハニー「……」
ダンブルドア「いやぁ、無理やり言わせたようなものというのも心苦しいし、わし、きみの友人じゃし、ほら。そんな金で釣ったようなまねしたくないんじゃ。じゃから、他をあたって――」
スラグホーン「いや、いやいや、いやいやいや!!待て、待ってくれ!やらせてくれ!あー!教えたいなーーーー!!ホグワーツですっごく教えたいなーーーー!!アルバスが校長してるならすっごく楽しいんだろうなぁやっほーぉ!」
ハニー「……性格悪いわよ」
ダンブルドア「ほっほ、なんせ意地悪豚じゃからの。ヒンヒン!」
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