過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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89: ◆GPcj7MxBSM[saga sage]
2013/07/07(日) 23:34:54.69 ID:y8Htynep0
ハニー「……そうね。はぐらかしておくのは、楽だわ。でも、それじゃいけないと思う……少なくとも、二人には」

ダンブルドア「ミスター・ウィーズリーとミス・グレンジャーじゃな」

ハニー「えぇ。二人は、これまで……わたしのこと、支えてくれたわ。心配してくれた、怖がってくれた……今度も、勝手だけれど……二人になら、知っておいてもらった方がいいと思う」

ダンブルドア「君が怖がり、震える姿をよーく知っておる二人なら、そうじゃのう」

ハニー「……知っていたのはここにもいたようだけれどね、全く」

ダンブルドア「ほっほ、何せ君の豚じゃからのう。あぁ、ハニー。わしも、二人には予言のことをしかと聞かせておくべきじゃと思う。ほかでもない君から、じゃ。わしから言うてもいいのじゃが、二人に冗談やめろとぶん殴られかねないからのう」

ハニー「そんなことするわけ…………あー」

ダンブルドア「……君の友人たちの行動力たるや、ホグワーツ校長なんて肩書きエバネスコじゃからな、うん」

ハニー「……あなたの威厳の問題でもあるとおもうのだけれど」

ダンブルドア「なんと。髭をあと2メートルほど伸ばすかのう。ところで、ハニー。今学期の授業のことなのじゃが、君にはわしの個人授業を受けてもらいたい」

ハニー「……あなたの?スネイプではなく?」

ダンブルドア「スネイプ先生、じゃよ。ハニー」

ハニー「そう、そのそれとの、『閉心術』ではないのね?」

ダンブルドア「あぁ、そうじゃ。あの授業は、まぁ言うなれば、うむ。大しくじり!これがぴったりじゃった」

ハニー「……この私に、何を教えるの?」

ダンブルドア「あっちをちょこちょこ、こっちをちょこちょこじゃよ。わしの命の及ぶ限り、全てを。さてハニー、引き止めてすまんかった。君と同胞諸君の感動の再会シーンを、これ以上先送りにするのはやめにするとしようかのう」

ハニー「感動は、分からないけれど。私がいればいつだってそれは全英が注目する重要カットじゃない。そうでしょ?」

ダンブルドア「ヒンヒン!」


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