過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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◆GPcj7MxBSM
[saga]
2013/07/08(月) 00:05:19.65 ID:Gx1gDByA0
ダンブルドア「さて、モリー。ハニーのことはお任せしてよいかね」
モリー「えぇ、えぇ!夏中引き受けますわ!ハニーさえそれでよければ!」
ハニー「願ってもないわ!あと一月以上、ここにいられるなんて……!」
ダンブルドア「双方充実した夏をお過ごしになるようでいい事じゃ。さて、ハニー。先ほど伝えた新学期のことはまた追って連絡しようぞ。それと、以後は常にあの素晴らしいマントを携帯しておいてほしい。よいな?」
ハニー「そうしてあげるわ」
ダンブルドア「よろしい。わしにできるのはこれまでじゃ。モリー、ご機嫌よろしゅう。アーサーに、新しい仕事は大変じゃろうが頑張るよう伝えておいておくれ。じゃあの」
バタンッ!
ハニー「……新しい、っていうのは?」
モリー「えぇ、スクリムジョール新しい状況に対応するために新設した局の、局長になったの!『偽の防衛呪文ならびに保護器具発見ならびに没収局』の!部下もいまじゃ10人以上いるそうよ!」
ハニー「……素晴らしいわ。お父様なら、絶対にそれくらいの評価をされるべきだもの」
モリー「優しい子ね。でもね、たまには点火プラグをいじる暇があった方が良い、なんて言うのよ。まったくもう。今もきっと仕事中――あぁ」
ハニー「……このお家の時計……一人ひとりの行動が針で刺される時計……全部……『命が危ない』、って」
モリー「ダメね、えぇ、壊れてしまって……それともどこの時計もこうなのかしら?こんな時計他にみたことがないから分からないわね……さっ、ハニー。何か食べる?それとももう休むかしら。部屋は用意してあるわ!」
ハニー「そうね……色々あって、疲れてしまったもの。寝室から案内してもらって、いいかしら」
モリー「えぇ!でも、それはそれで疲れることになりそうねぇ……期待しましょう」
ハニー「?」
モリー「こっちのお話よ」
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