過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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95: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/07/08(月) 00:21:23.41 ID:Gx1gDByA0
トンッ、トンッ、トンッ

モリー「そう、スラグホーンがホグワーツに戻るの……私もアーサーも、あの人に教えてもらっていたわ」

ハニー「お母様たちの頃に?」

モリー「えぇ。随分長く務めていたのよ。多分、ダンブルドアと同じ頃からだったとか……私もアーサーも、あまり好きな人ではなかったわね。というか、得意じゃなかったわ」

ハニー「……えぇ、なんとなく分かるわ」

モリー「その気になればいくらでも良い人になれるのだけどね。でもそれなら私は、どんな生徒にも優しい先生が好きだったわ……さぁ、ここよ。前はフレッドとジョージの部屋だったんだけど」

ハニー「二人は今、どこに?」

モリー「ダイアゴン横丁の自分達の店の上に住んで居るのよ。あの子達、えぇ。どうやら商才があったようだわ。驚いた事にね!」

ハニー「順調のようでよかったわ……二人で使ってた部屋なら、私一人だと少しもてあましそうね」

モリー「そう言うと、思っていたわ!大丈夫!」

ハニー「?」

コンコン、ガチャッ



ロン「だからさ!ハニーが来るのは明け方だろ!?あの同胞が僕らに嘘つくはずないじゃないか……そりゃ、さっきから僕の首輪とかハニーへの熱い想いとか主に第六感キュピーンならぬ豚ロン感ヒヒーンって……!?!?!?」

ハーマイオニー「だから何度も言ってるじゃないの!どこかから確かにハニーの香りが、あー、ひょっとしたら枕元からかもしれないけどでも確かに……きゃぁ!?!?」

ハニー「えぇ、そうね。ハーマイオニー?私の香り、それこそしっかりと、奥の奥まで、とろけるまで堪能させてあげなきゃ……でしょ?」

ハーマイオニー「あぁ、ハニー、そんな、いつ、あぁ、ダメよ、だからいきなり、あぁ、あなたの香りだなんて、『ビリーウィグ』に刺されたのと同じくらい、クラクラ、しちゃうわ……」

ロン「つづけて!」

モリー「どうぞ!!」

バタバタバタバタバーーン!

ジニー「ヒンヒンヒーーーン!!」


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