過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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119: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/11(木) 00:43:53.83 ID:GwY168de0

「まぁ、もし捕まっても面会くらいには行ってあげますよ。ボクは優しいので!」

「期待してるよ。幸子は、優しい子だから」

「えぇ。ついでに、テレビでもボクのカワイイ姿を見せてあげますよ! 良かったですね――さん!」

「そうだな。ここ最近、幸子をテレビで見ない日なんて無い、そう言えるレベルに近づいてきたからな」

「当然ですよ。カワイイボクを一目見たいと思う人が、いない訳ないんですからね!」

「あぁ、そうだな。私も、そう思うよ」

「え、あ……そ、そうですか……まぁ、当然ですね! し、しかも、――さんはいつも間近で見られるんだから、
 感謝してほしいくらいです!」

「そうだな。その幸運に感謝して、毎日神社にお参りにでも行く事にするよ」

「何ですかそれ、全く……」


前方に注意しつつもミラーで幸子の顔を見る。
呆れたような声を出しつつ、何とか表情を保とうとしながらはにかんでいる幸子が見えた。やはり、可愛い。


「まぁ、ボクの魅力の前では、そんな奇行に走ってしまうのかも知れませんね。
 ボクの魅力の前に、ボクに惚れ込まない人なんていませんから!」


自信満々で言う彼女に、私は軽口を叩いた。


「ふっ、それはどうかな」



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