過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 01:21:59.91 ID:rh9YQKQy0
もう誤魔化しきれない。理性など、本能に追従するだけの理屈に過ぎない。
だからこそ、私は彼女に賭ける事にしたのだ。
私と彼女の力が、信頼が、どれ程のものなのか。それを見る為に。
もし、彼女が達成できなければ、私は彼女に対する想いを全て封印するだろう。
金輪際、彼女は女性として見ないだろう。彼女も、そうせざるを得なくなる。
しかし、もし彼女が達成したとしたら。
私は彼女の望む事を叶えよう。それが、私の予期した事であっても。
投票開始まで、およそ一カ月。
後一カ月で、全てが決まるのだ。
暗い車内に、一人残された。私は彼女の家の二階に灯った、カーテン越しの柔らかい明りを見つめていた。
人影がカーテンの向こうで動いている。そして、小さな影がその光の中を横切った。
私はそれを見て、アクセルを踏んだ。雨が、また垂れて来ていた。
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