過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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203: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 23:59:16.78 ID:rh9YQKQy0


「さて、と……じゃあ、はい」


幸子は私の腕に手を回し、エスコートを求めてきた。


「おいおい、さすがにそれをやるには人目が多過ぎるよ」

「う、うるさいですね! 別にこれくらいどうって事ないじゃないですか!
 全く、これだから女性経験の無い――さんはダメなんですよ!」

「……しょうがない、か」


幸子と私の歳の差だ。そして、普段の冗談混じりの会話もよく周りに聞かれている。
別に、甘えられているだかふざけているけだと見られるのがオチだろう。
なら、どうという事は無いか。


「じゃあ、このままで良いよ。幸子の気が、それで済むならな」

「えっ」


自分で言った癖に許可が出るとは思っていなかったのか、彼女は信じられないという面持ちで私を見上げた。



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