過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
↓
1-
覧
板
20
300
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/08/07(水) 22:56:05.03 ID:Tc0xzzKq0
「……えっと……幸子?」
私は彼女に手を伸ばそうとした。
「だ、大丈夫ですから……」
しかし、彼女は私の手から逃れるように一歩退いた。
「……幸子」
「大丈夫……な、何でもないですから……」
「無理は――」
「ボ、ボク……部屋で、待ってますから……は、早く作って下さいね! それじゃあ!」
そう言って、慌ただしく扉を開けて部屋に入った。
乱暴に扉が閉められる。私は一人、さびれた台所に取り残された。
虚空に止まった私の手は、この沈んだ空気に引き摺られるように力無く降ろされた。
私はしばらく、扉のガラスから漏れる光をぼうっと見つめていた。
――
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
433Res/312.87 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1373184460/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice