過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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361: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/08/22(木) 01:34:03.81 ID:bJMHqcki0


「……そうか。ありがとう、幸子」


恥ずかしそうに視線を逸らす、愛らしい彼女の頬を撫でる。


「……そ、そうやって……笑って、子供をあやすみたいにしてれば、ボクが許すと思ってるんですから……卑怯ですよ……」

「悪かったと思ってるよ。本当に、今度からはダメだって言われたらちゃんと止めるから。だから、許して欲しい。ダメか?」

「……わかりましたよ。寛大なボクに、感謝して下さいね……」

「……ゴメンな。まだ、私も余裕が無いみたいだから」


もっと私に余裕があれば彼女にもっと優しくできるのだが。どうしても本能が理性を凌駕してしまう。
生き物としてはそれが当然なのかも知れないが、何か歯がゆかった。


「……それは、ボクもですから……お互い様です」

「……そうか」


幸子もだいぶ落ちついたようだ。目の焦点がしっかりとしてきた。




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