過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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48: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 20:14:12.35 ID:qH1jWcyn0


「それじゃあ、プロデューサーさんもお仕事に戻って下さい。今、お仕事の時間のはずですし」

「え、えぇ……そうでしたね」

「それで、何のお仕事があるんですか?」

「はい。幸子のステージ衣装の再考なんですけど……今、何だかとても良いデザインが頭に浮かんでるんです」

「へぇ……早速、効果が出てますね!」

「えぇ。それでは、私はこれを形にしてくるので……幸子の事、お願いします」

「そんなに何度も頭を下げなくて大丈夫ですよ。しっかり、私も仕事を果たさせてもらいますから」

「……わかりました。あ、最後に、もう一度だけ幸子に会っていいですか?」

「どうぞどうぞ。幸子ちゃんに、ちゃんと挨拶していって下さいね」

「はい」


重い防音扉を軽快に開け、幸子の傍に歩み寄る。
既に涙は止まっているが、少し赤い跡が残ってしまっていた。



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