過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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56: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 20:22:28.91 ID:qH1jWcyn0

「……良いと、思います、よ?」

「……そうか。なら、良かった」


私が満足して笑うと、彼女はまた黙りこくってしまった。
何か、足をもじもじとさせ、落ちつかない様子だ。まだ何かあるのだろうか。


「どうした幸子。まだ何かあるのか? 足らない物とか、あるか?」

「い、いえ、そうじゃないですけど……」

「どうした。幸子らしく無いな。思った事がすぐ口に出るんじゃなかったのか?」

「あ……そ、そうですけどね……まぁ、何と言うか……その、最近の――さんは、ボクから見ても良い感じになって来ましたね!」

「そうか? なら、嬉しいな」


幸子が素直に褒めてくれたので、何かこそばゆくなってしまう。
だが、私も素直に嬉しかった。


「だ、だから……その……」


幸子は表情を見られたくなかったのか一瞬、顔を伏せた。
そして、意を決したように、私にこう言った。



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