過去ログ - 八幡「ブラコンめ」沙希「シスコンめ」
1- 20
248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:06:32.18 ID:P830fqjTo
「メールの内容は?どんな事やり取りしてるの?」
「沙希はゼミの話や弟の話、あとはスーパーのセール品の話とか。彩加だったらテニスの話や休日の予定とか、期末試験の話もしたかな。」
「な、なんか思ってたより普通だね・・・ってかセール品の話って・・・」
「見返してみりゃお前と縁のありそうな話は殆どねぇな。やっぱり俺とメールはしなくていいんじゃないか?」
「だーっ!そんな事ないもん!うー・・・」
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:07:06.48 ID:P830fqjTo
図書室


うちがここに来たのはたまたまだった。
そこまで目立つほど成績のいいわけじゃないうちだもの、図書室に参考書を借りに来る事くらいある。
以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:08:01.93 ID:P830fqjTo
比企谷。
うちのトラウマとも言える人物。
文化祭最終日、居場所を見失い屋上に逃げたうちを真っ先に発見し暴言を浴びせた。
・・・あの目で。

以下略



251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:08:32.52 ID:P830fqjTo
そう思ったところで意外な人物が川崎さんに声を掛けた。


「ここに居たんだ、川崎さん。」

以下略



252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:09:14.95 ID:P830fqjTo
正直に言うと、うちは少しだけ葉山くんが苦手になった。
確かにあの時助けてくれたのは感謝している。でも時々、本当に時々頭の隅っこでチラつくのだ。


あそこで葉山くんの言う通り戻っていたら、どうなってた?
以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:09:48.13 ID:P830fqjTo
「隣、いいかな?」

葉山くんが川崎さんに語りかける。

「ダメ。」
以下略



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:10:24.25 ID:P830fqjTo
「どうせあんたが聞きたいのも、八幡の事でしょ?」

「・・・バレてたか。ハハハ。」


以下略



255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:10:54.48 ID:P830fqjTo
「川崎さん、先々週はびっくりしたよ。正直声も出なかった。」
「・・・」
「そしたら今日はそれ以上にびっくりしたよ。俺も彼とは仲良くなりたいんだ。少し彼の事を教えてくれないだろうか?」


以下略



256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:11:23.62 ID:P830fqjTo
「・・・彩加にはもう聞いたの?」
「あぁ・・・やんわりと、だけどはっきり断られたよ。」

戸塚くんが・・・?

以下略



257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 02:11:51.50 ID:P830fqjTo
「ま、少しだけ教えてやるけど、その前に結論だけ言うよ。」
「え?」
「あいつと"仲良く"するのは、今のあんたじゃ無理。」


以下略



866Res/329.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice