過去ログ - 八幡「ブラコンめ」沙希「シスコンめ」
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709:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:10:08.09 ID:LRjMMWc9o
「川崎と戸塚も交えて話したかったが・・・川崎はともかく戸塚は部活を邪魔するのも悪いしな」
「あの、俺も一応部活あるんですけど」
「その部活の顧問が私だろ?それに、今にも部活休んで帰りそうな顔してるぞ」

バレたか。


710:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:11:27.17 ID:LRjMMWc9o
「フフ、まぁ無理もないだろう。休むんであれば2人には自分で伝える事だな」
「え?いいんですか?」
「今の君を止める気には到底なれん。それに合格祝いをしてやるのも奉仕の一部さ」
「・・・うぐ」
「だから私から言ってやろう、新たな新入生たちを祝いに行ってやりなさい」
以下略



711:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:12:03.19 ID:LRjMMWc9o
職員室を出る。
そこには待ち構えるように沙希が居た。

「だらしない顔だね」
「お前が言うな」
以下略



712:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:12:35.38 ID:LRjMMWc9o
「とりあえず俺は奉仕部に顔出してくるわ。お前は?」
「それじゃあたしは一旦帰るよ。大志は他に報告する友達とか居るみたいだから、直接あんたの家で合流するっぽいよ」

渡り廊下に差し掛かる。
沙希は校門へ、俺は奉仕部へ。
以下略



713:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:13:11.10 ID:LRjMMWc9o
振り返ると、沙希は鞄から紙で包まれた箱を取り出す。

「は、はい、チョコレート」
「う、おぉ、これが・・・」

以下略



714:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:13:43.30 ID:LRjMMWc9o
「小町以外からもらうのは初めてだわ、義理も含めてな」
「ハハ・・・実はね、あたしも弟たち以外に渡すのは初めてだったりするんだ」

なんてこった・・・ブラコンを極めし者だった。
まぁでも想像できないでもない。
以下略



715:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:14:20.12 ID:LRjMMWc9o
「今日はもう誰かから貰ったかい?」
「貰う訳ねーだろ、俺を誰だと思ってるんだ」
「雪ノ下と由比ヶ浜はあげると思うけどな」

む・・・
以下略



716:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:15:46.54 ID:LRjMMWc9o
と、思っていると沙希はもう1つ、小さな一口大サイズのチョコが入った透明な袋を取り出す。
なんだ・・・?



以下略



717:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:16:14.85 ID:LRjMMWc9o
チョコの甘さが口中に広がる。
なんだ?何をされたんだ?今。

突然の事過ぎて、口の中にチョコがあって、喋りだせない。

以下略



718:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 01:17:26.70 ID:LRjMMWc9o
「あの時、あんたがクレープに目線を戻した後あたしが何したか教えてやるよ」

指先を見せる。
少しだけ指先についたチョコを、

以下略



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