過去ログ - 八幡「ブラコンめ」沙希「シスコンめ」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:51:19.56 ID:DZHS8Rkqo
「その場のノリみたいなもんだってのは判ってたんだけどさ、やっぱりそうなっちゃうじゃない?」
「そうだな・・・それは良く判る。」
「だから、これで貸し借り無し。謝罪もいらない。」

それは・・・いつか俺が誰かに言った言葉。
以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:52:26.33 ID:DZHS8Rkqo
「あんたとあたしは、ちょっとくらい似てたかもしれないけど、全然違うからね。」
「あぁ、そうだな。」


ったく、今日は負けてばっかりだ・・・ほんっと、敵わない。


94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:53:16.08 ID:DZHS8Rkqo



「おまたせ2人とも。」

以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:54:03.84 ID:DZHS8Rkqo
3人、壁を背にして座り込む。
俺の両脇に座る彩加と川崎。俺たちの距離感を表現したような位置。

俺たちの距離感だって・・・?全く、普段の俺からは想像もつかない考えに行きついちまったもんだ。

以下略



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:55:05.53 ID:DZHS8Rkqo
「アハハ。それは無いよ。」

彩加が笑って切り返す。
断言しちゃうのか。

以下略



97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:55:49.09 ID:DZHS8Rkqo



「あんたは自分の目を腐らせちゃったけど、妹さんは腐らせない。そうだろ?」
「おま・・・っ!お前らまさか・・・」
以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:56:23.13 ID:DZHS8Rkqo
昔。小町が中学に上がった頃。
小町が家で泣いたことがあった。
原因は俺・・・の風評。
俺自身はその頃にはもう風当たりの強さには慣れてしまっていたが、小町はそうもいかなかった。
小町自身が悪く言われたわけではないのに。
以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:57:05.18 ID:DZHS8Rkqo
"涙流してしまえば辛い事なんざ一緒に流されていく"
"でも流しきれないうちにまた辛い事があると悪循環が起こって目元に辛い事が溜まっちゃうんだ"
"結果、目が腐る"

しかしあいつは不貞腐れて『なら小町もお兄ちゃんと一緒に腐る』とか言い出しちゃったんだ。
以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:58:18.68 ID:Ygw/yWxoo
川なんとかさんかわいい
ヒッキーもかわいい
みんな可愛い


101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:59:20.48 ID:DZHS8Rkqo
俺が家から居なくなるのが嫌だったのか・・・どうかは知らないが、それから小町は常に笑うようになった。
俺が妹離れできないくらいに強い子になった。

「だから僕たちが間違ったら、八幡が止めてくれるよ。」
「うぅぅ・・・うぅぅ・・・」
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 21:00:13.75 ID:DZHS8Rkqo


「あのさ・・・戸塚。さっきから気になってたんだけど・・・僕"たち"って・・・あたしは別にその・・・」

さっきまでの余裕ヅラはどこへ行ったのか、川崎が照れくさそうに言う。
以下略



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