52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/10(水) 02:09:34.53 ID:lfD8m1XT0
それから、俺たちは小さなアパートを借りた。
桐乃もすぐに荷物をまとめ、こっちへ越してきた。
親父たちへは結局、桐乃の大学も俺の部屋から通ったほうが近いから、としか言わなかった。
今はまだ、全てを告げるには少しばかり早い。
それでも十分怪しまれたが、まあ計画を実行に移せただけでも良しとすべきだろう。
二人で暮らし始めてからの桐乃は、とても、嬉しそうだった。
その笑顔を見ているだけで、抱えていた不安はどこかに飛んでいってしまうくらいに。
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