56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/10(水) 02:21:25.91 ID:lfD8m1XT0
そんなある日。
午後から休みをとっていた俺は、桐乃と少し遠くの公園までデートに出掛けた。
小さく鼻歌を歌いながら、上機嫌で隣を歩く桐乃。
右手にはサンドイッチいりのバスケットが下がり、左手は、しっかりと俺の右手と繋がれている。
やっぱり働きだすとなかなか思うように時間は空かず、近頃はあまり一緒に外出してやれなかった。
桐乃はよほど嬉しかったのか、昨日の晩から大張り切りでランチの下ごしらえをしてくれていた。
半ばスキップしながら歩く妹を見つめながら、俺は口もとを緩ませる。
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