過去ログ - 京介「その左手に、もう一度」
1- 20
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/10(水) 23:30:35.93 ID:lfD8m1XT0
それからしばらく俺たちは、海辺で時を過ごした。

無邪気に砂の城を作る桐乃に問いかける。

京介「なあ。よくさ、夫婦がお互いに、どっちに長生きしてほしいかって話、したりするだろ?」

桐乃「うん」

京介「おまえはどう?ひとり残されてもいいか、先に死んじゃってもいいか」

桐乃「そーだなぁ。今はまだピンとこないっていうか、よくわかんないけど」

京介「おまえ、俺が泣いてるところ見たくないんだろ?おまえが先に死んだら、俺、絶対めちゃくちゃ泣くぞ?
    …だから、俺よりは長生きしてくれよな」

桐乃「…ひひっ、いいよ。京介は一人じゃ何にもできないだろーしっ。あたしが、最後までみていてあげる」

そう言って、桐乃は笑った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
89Res/34.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice