1: ◆do4ng07cO.[saga]
2013/07/07(日) 23:57:14.92 ID:Ly+piqw/0
クーガー「いきなりどうした、カズヤ」
カズマ「カズマだ。この前市街に潜入した時に、誰かが言ってたんだ」
クーガー「ほう...珍しいな、お前がケンカとメシ以外のことに興味を持つなんて」
カズマ「なんだよ、ワリイかよ」
クーガー「いいや、いいと思うぞ。そういった探究心が文化的なものを生み出すんだ。そもそも文化というものは『知る』ことから発展してきたんだ。
それはテレビや本だけでなく、文字言葉機材といったあらゆるものを生みだす素材に、今俺達が着ている衣服、更には生きる上で欠かせない食糧も含まれるのだ。
もし、俺のような文化的紳士が大昔に誰もいなければそれらが発展することはなかっただろう。まあ、いなかったらいなかったで俺が文化の開拓者となっていただろうがな!
だが、計らずともそういった連中がいたために文化は発展してきたということだ。それはすなわち」
カズマ「だああ、うるせえよ!」
クーガー「スマンスマン、悪かったな、カズヤ」
カズマ「カズマだ!」
クーガー「あぁ〜スマンスマン」
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2: ◆do4ng07cO.[saga]
2013/07/08(月) 00:01:04.52 ID:kmQIyrSo0
クーガー「それで、七夕についてだったか?」
カズマ「そうだ」
3: ◆do4ng07cO.[saga]
2013/07/08(月) 00:01:49.85 ID:kmQIyrSo0
カズマ「じゃあよ、おりひめとひこぼしって奴らは知ってるか?」
クーガー「知ってはいるが...それがどうした?」
カズマ「さっき言った奴らが言ってたんだ。だから七夕となんか関係あんのかと思ってよ」
4: ◆do4ng07cO.[saga]
2013/07/08(月) 00:03:18.53 ID:kmQIyrSo0
クーガー「んー、簡単に説明するとだなあ...大昔に、織姫と彦星っていう大層な働き者がいた。その織姫の親父さんが、お偉いさん...市街でいう劉家みたいなもんでな。
その親父さんは、二人の働きに免じて、結婚を認めたんだ。ところが、その二人ときたら、結婚した途端、その楽しさのあまり仕事をサボるようになっちまった。
怒った親父さんは、天の川を作って、二人を引き離しちまった。だが、さすがに可哀想と思ったのか、年に一度だけ会える日を作ったのさ」
カズマ「それが七夕なのか?」
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