過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION Ver.2013】
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11: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/08(月) 01:33:36.28 ID:LmysRF55O
すると胸の更に奥底から幾つもの光が飛び出した。まるで漆黒の夜空に燦然と輝く星の煌めきのように。
その光は一気に輝きを増して一体化し、奔流となって黒い「何か」をまるで鉄砲水のように押し流し、飲み込んで消滅させた。
光の奔流は更に輝きを強め、あたしも飲み込む。あまりの眩さに反射的に目を閉じて腕で顔を覆った。

………。
以下略



12: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/08(月) 01:37:57.84 ID:LmysRF55O
気付いたら巨大な天使の石像の目の前に倒れていた。
石像はエントランスホールに設置されていて、空港の象徴となっている。いつの間にかこの近くまで歩いてたんだ。
あたしはまた爆風で吹き飛ばされて気絶して、地面に叩き付けられた衝撃で目を覚ましたみたい。
体が痛くて立てない。火の勢いも強くなってきた。

以下略



13: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/08(月) 01:44:05.51 ID:LmysRF55O
動けないあたしがこの恐怖から逃れるには石像から顔を背けてうずくまるしか無かった。

「(あたし…もうおわりなのかな…。しんじゃうのかな…。おとうさん、おねえちゃん。ひとりぼっちはさびしいよぉ…)」
石像が迫り来る一瞬でさえあたしは自分で動こうとせず、孤独に震えるだけだった。

以下略



14: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/08(月) 02:05:08.27 ID:LmysRF55O
するとそこには腰から上が消えて無くなっている石像が複数のピンク色の輪に包まれ、斜めに倒れかかったまま空中で動きを止めている。
そして視線は自然とその先のある人物に向かう。

「よかった、間に合った…。助けに来たよ!」
そこには女性がいた。
以下略



15: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/08(月) 02:09:13.97 ID:LmysRF55O
高町なのは
download1.getuploader.com


16: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/08(月) 02:10:54.69 ID:LmysRF55O
眠いので今日はここまでにします。
更新は基本的に夜になると思います。


17: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/09(火) 00:57:12.94 ID:Tb8n/xbxO
「よく頑張ったね、偉いよ」
そう言われた途端、堰を切るように涙が溢れそうになる。
そこへ間髪入れずに男性の声が聞こえてきた。

「やはりなのはか!その様子だと二人とも無事のようだな!」
以下略



18: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/09(火) 01:06:07.28 ID:Tb8n/xbxO
「よく頑張ったね、偉いよ」
そう言われた途端、堰を切るように涙が溢れそうになる。
そこへ間髪入れずに男性の声が聞こえてきた。

「やはりなのはか!その様子だと二人とも無事のようだな!」
以下略



19: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/09(火) 07:23:50.28 ID:Tb8n/xbxO
そして気のせいだったのかもしれないけど…その男性の身体から「何か」が溢れ出ているように見えた。
それを見た途端、よく分からないけど直感的に感じた。「(さっきのへんないろのひかり、すごいおと、うえのないせきぞう…。もしかして…このひとが?
それになんだろう。このひとをみているとむねがドキドキする)」
興味が尽きない眼差しでリュウさんを見るあたしを尻目になのはさんが口を開く。


20: ◆Jb4H4fHUCfVN[saga]
2013/07/09(火) 07:28:56.87 ID:Tb8n/xbxO
「リュウさん、どうしてこんな場所に!?それにその傷は…」
リュウさんの胸には斜めに切れ目の入った切り傷が見える。
「大した傷じゃない、気にするな!それよりも…」
「うん、先ずは脱出だね!」
男性の名前はリュウと言うらしい。どうやら二人は知り合いみたいだ。
以下略



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