過去ログ - P「泣いて 泣いて 泣き止んだら」
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33: ◆ZL3cxe4sn.
2013/07/08(月) 22:07:05.41 ID:kyEHZzFQ0
伊織「ジュース持ってきて」
P「コップに入れる?」
伊織「うん」
P「はい。どうぞ」
水筒から果汁100%のオレンジジュースが注がれる。
二人きりの控室。外の喧騒は聞こえない。
P「自分はこれから打ち合わせで少し出ます。伊織さんはどうしますか?」
伊織「そうね、しばらく休憩してるわ」
P「わかりました。それでは少し外しますね」
伊織「うん。いってらっしゃい」
ドアが閉まると一人きりになる。控え室の静寂が耳に悪い。
それでも、一人だけの控え室は今の私への勲章で。一人でいられることも二人の成長の証で。
伊織「……」
今までの道のりを思い出す。……よくアイツは投げ出さなかったわね。
きっと私一人だったらもがいて、から回ってこんがらがって。何も出来ないままだったと思う。
伊織「……」
でも違う。一人じゃなかった。二人だった。
物思いにふける。こんなことができるもの私だけじゃなくてア
「お邪魔するよ〜」
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