過去ログ - ほむら「目覚めろ、その魂」
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185: ◆0coMHZI5p2[saga]
2013/08/01(木) 02:37:58.59 ID:41MC191zo
杏子(さてと適当なホテルの部屋が空いてるといいんだけどな)

杏子(うん?この反応は魔女か、腹ごなしの運動といくか)

反応を頼りに結界を探し出して侵入する。
結界の中は一面障子の世界で、所々巻物が転がっていたが白紙だ。

魔女はすぐに見つかった、悠々としていた魔女が一体。
巨大な白骨のような頭で一本足が生えている魔女だ。
一応腰はあるみたいで、赤い布を和服かゴスロリ用かは分からないが帯で巻いている。
長いツインテールの髪の先から手が生えて、目には笑みと憤怒の顔が浮かんでいた。

魔女の前に飛び出て、その勢いのままに槍を魔女の頭に叩きつける。
そこまでダメージ受けなかったみたいで、魔女の後ろに回ったが腰を舐められる。

杏子「ひゃっ!ふざけやがって!!」

そのまま石突で魔女を突き飛ばして、動けない魔女に思いっきり槍を突き刺す。
魔女の頭は真っ二つに裂けて血が流れ落ち、グリーフシードを落とした。

杏子「やけにあっさりだったな」

そのままグリーフシードを拾って、退散しようとしたが。
途中で何かが砕ける音がして、手を開いて見ると『ハズレ』って書かれた紙と砕けたグリーフシードがあった。

杏子「手が込んでるな、偽物のグリーフシードに砕けても問題がない頭ってのは」

気が抜けるタイミングを狙っていたのだろう。
それまで居なかった使い魔が出てきて、魔女の眼球にあった二つの顔が伸びてきて攻撃をはじめる。
攻撃をかわし続けていたら前に使い魔、後ろに魔女の眼と囲まれたが。

杏子「絶体絶命…、な訳ねえだろ!」

槍を多接棍に変えて、集まってきた周囲の敵を一掃する。

杏子「多面的に攻撃できないと思ったんだろうが、杏子様を甘く見るんじゃねえ」

魔女は割れた頭から血、裂けた眼の顔からも血が出てて虫の息に見えた。
それで魔女に近づいてとどめを刺そうとした。

杏子「手間取らせてくれるね」

槍の範囲に収まるか収まらないかの位置に踏み込んだら、さっき以上の血を吐き出してきた。
一度死んだふりをやったんだ、二回目もやるだろうと考えて飛び退いた。
吐き出した血は武器だった、変化して体を絡め取ろうとしてくる。

すぐさま飛び退いてたのが良かったのだろう、即戦闘不能みたいな致命傷は受けなかったが、
片足と片腕に切り込みをいれられて、動くのは不可能ではなかったけど死んだなと思った。

杏子「ははは、誰も知らない場所で野垂れ死ぬっていうのが運命かね」

杏子(父さん、母さん、モモが居る場所には行けないんだろうな)



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