22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 20:42:05.93 ID:JO7eCsp1o
その時、歪な生物が現れた。頭は白い綿のような見た目をしており黒いカイゼル髭が特徴的だ、頭から直接腕と思われる細い棒が伸び、
体と思われる部分は異様に細く、足が生えているべきところは蝶のような形になっている。
氷川は生物の危険度を確かめるために警戒しながら近寄り、北條は銃を構えて不審な動きに即座に対応できるように備えている。
氷川が生物の腕の範囲内に足を踏み入れた時白い綿のような頭が空洞のような目と唇を表に出し、腕に鋏を携えて氷川に斬りかかった。
虚を打たれた氷川だが、拳銃で鋏の切断面の攻撃を防ぎ鍔迫り合いの格好となった瞬間、北條が発砲し生物を射殺した。
北條「怪我はありませんか?」
氷川「北條さんのおかげで助かりました、ありがとうございます」
北條「その鋏は念のために回収しておきましょう」
氷川「やはり、行方不明者はこの空間に閉じ込めらた後に殺されたんでしょうか」
北條「詳しい考察も後程に、集まってきましたよ」
銃声に反応したのか先ほどと同じ化け物が無数に集まってきた。持っている拳銃の弾数だけでは足りず接近戦を余儀なくされる。
北條「こいつら強くはありませんが数が!」
北條は化け物が振りかざした鋏を奪い取り武器として振るう。
氷川「道を開けますので皆さんは先に逃げてください!」
氷川は生物の数が比較的に少ないところを狙い発砲した後体当たりを繰り出し敵の囲いに穴をあける。
ほむら「まどかには手出しさせない!」
まどかとさやかが襲われそうになるたびにほむらは鞄で敵を押し返す。
まどか「こ、こっちにこないでよー!?」
さやか「うわっ!!こっちに寄るな来るなよ!?」
まどかとさやかは開けられた道を一心不乱に走り抜ける。
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