380: ◆0coMHZI5p2[saga sage]
2013/09/06(金) 02:18:14.83 ID:UtiEl72Oo
扉を開いた先に広がる光景にまどかは驚愕する。
目の前にある光景はテレビなどでよく目にする宇宙から見た地球だ。
そして、ティーセットが用意されたテーブルで一人の青年が地球を見つめて座っている。
青年はまどかの方を見ずに声をかけてきた。
???「適当な椅子にお座り下さい」
青年の声に促されてまどかはテーブルを囲んでいる椅子の一つに腰掛ける。
そして青年の方に顔を向ける。
その青年は男とも女とも取れない美貌の持ち主だった。
座る前は席には何も置かれていなかったが、座った後にはいつの間にかお茶が入ったティーカップが置かれていた。
???「本来は必要ないのですが、趣向みたいなものです向かい合って話をするよりも落ち着いて話せると思います」
まどか「あの、ここはどこなんでしょうか」
???「ここは地球を一望できる特等席です」
まどか「何のために地球を見ているんですか」
???「見守っているのですよ」
まどか「誰をですか」
???「あなた達、人を」
まどか「わたし達を見守っているって、あなたは一体」
???「私はテオス、人の言うところの神です」
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