71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/14(日) 23:59:55.36 ID:9VhjU0kLo
さやか「ねえねえ転校生、転校生は入院しているときにその力を手に入れたんでしょ?病気とかはどうなの?」
ほむら「心臓が元々弱かったのだけど時折検査にくるだけでいいって言われてるわね、念のため栄養剤とか薬とかは渡されてるけど」
ほむら「後、体や眼もよくなっていたわね」
さやか「へえ、そうなんだ」
さやか「あたしね、願い事を色々考えてるんだけどさあたし自身が叶えたい願いってないんだなって思ってね」
さやか「転校生は戦うのを強制されているわけじゃないけどさ力を手に入れてどんな見返りがあったのかなって思っちゃったんだ」
ほむら「でも何かしらの代償はあるはずよ、私は今までの人生の半分以上を病院で過ごしたわけだけど」
ほむら「外で何か大切なことがあったはずなのに思い出せないのよ」
さやか「純粋に物忘れなんじゃないの?」
ほむら「そう言われればそうかもしれないけど、入院生活以外のことは珍しいから結構覚えてるのよ」
ほむら「まあ、今は気にしてないわ本当に大切なことだったのならいつか思い出せるはずだから」
まどか「ほむらちゃんは強いね、わたしだったらずっと考え込んじゃいそうだよ」
ほむら「そんなことないわ、外に出て空を見たら気にしてるだけ無駄なような気がしただけ」
まど・さや「空?」
ほむら「そう、空。その時は雲ひとつない快晴で、眩しくってね生きてるんだって感じたのよ」
ほむら「生きているのがこんなに良いことなんだって思ったのよ」
さやか「ふーんそうなの、でもそれって体に異常がないから感じるんじゃないかな?」
さやか「あいつもいつかそんな風に感じる日が来てくれるのかな…」
まどか「さやかちゃん…」
マミ「ふー、久しぶりに作るのに力を入れすぎちゃった」
マミ「一人で楽しむのもいいけど、誰かがいると作りがいがあるわね」
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