過去ログ - とある魔術の禁書目録SS 幻想魔笛 『帰らず村』
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219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/30(火) 06:52:16.29 ID:QBinOacG0
上条「え?どういう事?」

黄泉川「あんたの無実が証明されたからカツ丼食わせて帰しとけ、って話じゃん」

上条「……本当に?いいの?留置所で屈強なホ×と相部屋になったりしないの?」

黄泉川「日本の刑務所はそーゆーの禁止。後、留置所は裁判中に入るトコじゃんね」

上条「え、いやでも痴漢って告発されれば100%有罪になるんじゃなかったの?」

黄泉川「そりゃ間違いじゃん。つか冤罪事件が増えてきたから、証拠を重要視するようになったじゃん」

黄泉川「指紋とか掌紋って聞いた事あるじゃん?」

上条「同じ指紋は無いって」

黄黄泉川「それじゃんよ」

上条「服とかの布って指紋つかないんじゃ?」

黄泉川「あー、それ勘違いじゃん。人間の手は常に汗をかいているじゃん」

黄泉川「だから触った布には微量の汗の跡がきっちり残るじゃんよ」

上条「へー。凄ぇな学園都市」

黄泉川「学園以外でも採用されているじゃんが……まぁあの子の服から、上条の指紋や掌紋は発見されなかったんじゃん」

上条「って事は別に犯人がいる、か。あれ、でも他に誰か居たっけかな……?」

黄泉川「居なかったじゃんよ、それが」

上条「居ないって。なんで分かるんだよ」

黄泉川「結論から言えば『本人を除く誰の掌紋も指紋も検出されなかった』じゃん」

上条「だったら能力か。念動力か何か使って悪さしてんのかよ!」

黄泉川「監視カメラにはその様子は映ってなかったじゃんね、それも」

上条「……はい?すっごく悪質な相手だって事か?」

黄泉川「その可能性もあるけど。私らは女子生徒が嘘を吐いたって線で調べてるじゃん」

上条「マジでっ!?そんな訳ないだろ!」

黄泉川「やったじゃん?」

上条「俺は違うけども……でも、仮に嘘だったとしても動機は?」

黄泉川「そうじゃんねー。強請り集りだったらもっとカネ持ってそうなオッサンを狙うじゃんし」

上条「悪かったですね!カネ持ってなさそうで!」

黄泉川「んー……何か、ムシャクシャしてやった?反省はしていない?」

上条「何の罰ゲームだそれっ!……罰ゲーム?」

黄泉川「あー……ありそうじゃんね」

上条「あんま考えたくないけど、なぁ?」

黄泉川「んー……あぁ、いい手があるじゃんよ」 ポンッ

上条「……黄泉川センセ、どうして俺の肩へ手を置いているの?」


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