過去ログ - とある魔術の禁書目録SS 幻想魔笛 『帰らず村』
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264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 11:06:07.39 ID:q8CRr7Mk0
――アンチスキル詰め所 22時

黄泉川「――って事があったじゃんよ」

上条「良かった……大したケガはなかったのか」

黄泉川「ちょい足首捻ったけど、まぁ3日もありゃ治るじゃん」

上条「いやでも黄泉川先生から電話来た時にはどうしたもんかと」

黄泉川「いやー、悪かったじゃん?あん時は情報が錯綜してて、あたしも混乱してたじゃんよ」

上条「……うん、まぁ仕方がないって。で、結局どうだったんだ?」

黄泉川「間をとってハヤシライスにしたじゃん?」

上条「『肉ジャガが』の話をしてねぇよっ!?つーか一方通行なんで肉ジャガに拘ってたんだっ!?」

黄泉川「『間を取って』の小ボケは拾ってくれないじゃん?」

上条「ウルセェなっ!?俺の周りの女の子こんなんばっかかよっ!」

黄泉川「――上条」 キリッ

上条「な、なんだよ?」

黄泉川「女の子って言うなよっ。て、照れるし」

上条「キャラ崩壊してるからっ!?戻ってきてセンセイっ!」

黄泉川「ご褒美の方は、ちょっと奮発するじゃん」

上条「嫌いじゃない」 キリッ

黄泉川「それより、だ。女の子はウチの方で保護してるじゃんが、あんたと会わす訳には行かないじゃん」

上条「なんでだよっ?まだ俺を疑ってんのか!」

黄泉川「『証人保護プログラム』みたいな感じじゃんよ。一回命襲われてんだから、もっかい狙われる可能性は高いじゃんし」

上条「そりゃそうだけどさぁ」

黄泉川「つー訳でさっさと帰るじゃん」

上条「……ここは俺に捜査情報教えてくれる流れじゃないの?」

黄泉川「学生は勉強するのが本分じゃんよ。帰ってビーフシチューでも作ってやるじゃん」

上条「俺は肉ジャガが派なんですけど」

黄泉川「あたしはむしろカレー粉ぶち込む派じゃんね」

上条「それ、面倒臭いってだけじゃねえか」

黄泉川「早くて美味いメシなら文句はないじゃんね――あぁそうそう、これは世間話じゃんが」

黄泉川「『ヤソマガツ』」

上条「え」

黄泉川「あの子が突き落とされる瞬間、そう聞いたらしいじゃん」


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