12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 18:40:28.62 ID:XtIC8Swk0
「お兄ちゃん...お兄ちゃ、ん......!」
兄「おいちょっとまてお兄ちゃんってどういうことだよ!?」
女「............」
氷の如く冷たい視線が兄に刺さる。その視線に兄は気付き、女がアイコンタクトで何かを語っているのがはっきりと理解できたのだ。
こいつ......3分も立たずに見知らぬ女をお兄ちゃんと呼ばせるまでに精神操作したのか...。やべぇよ、こいつ...。
確かに、女は冷酷な視線でこう語っていた。兄に既に弁明の余地はない。言うなれば精神の崖っぷちである。
兄「違うからな!!俺は決してそんなこと出来るような魔術師でもないし、そもそもこの女が勝手に妹だのなんだの」
彼女に胸には兄の言葉が刺さった。二度と会えないと思っていた実の兄にただの女呼ばわりされたのが悲しくて悲しくて。彼女は耐えきれず先程とは意味の違う涙を流し始めた。
「うっ、うっ、ぐしゅ...ひっぐ、えっぐ...うわぁああああん......」
知らないとは罪である。知らないまま知ることを傷つけてしまうのだから。
女「あぁもう!お前にこの娘は任せられないね!私が預かるわ。あんたは少し懺悔してなさい!」
知らないとは本当に罪である。知らなければ、何故出来事が起きたのか理解もできないのだから。
兄「俺が......何したって言うんだよ...。神様...」
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