12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/10(水) 06:02:29.56 ID:n6RJLVrL0
「ぅっ…はっ…はぁっ」
鋭い何かが、首もとを掠めた。
冷や汗が止まらない。この独特の重圧、背筋が凍る様な感覚、これは間違い無く、
「「 ググッ…ヴルル 」」
「……魔物」
どの生物にも該当しない異形の獣、怪物。
「「 ハッハッ…グッグルゥ 」」
大口を開け、涎を垂らし、眼はぎらついている。
狂気の獣、人間を喰らう魔の獣。
……ダメだ。
動けない、足が竦む、彼はたった一人でこんな怪物と戦い続けていたのか。
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