過去ログ - 静「ペーパー・バック・ライターは父親に憧れる」
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17
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◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:10:08.27 ID:Rd6uaJs70
仗助「……何を引き起こすのか、わかんねーんだよ」
静「…………はあ?」
仗助「日本が銃社会になるかもしんねーし、薬物が蔓延するかもしんねーし、世界中にスタンド使いが生まれるかもしれねーッ。……何が起こってもおかしくねーんだ」
以下略
18
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:14:43.20 ID:Rd6uaJs70
仗助の差し出した『一枚の紙』には、
『拳銃の絵』が描かれていた。
それはまるで本物のようなリアルさで、
銃が幾何学模様で複雑にデザインされている。
エッシャーの『昼と夜』のようなイラストであった。
以下略
19
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:19:25.07 ID:Rd6uaJs70
静「!?」バッ!
仗助「……!」クルリ……
紙人間『……ペラリ』
以下略
20
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:24:19.05 ID:Rd6uaJs70
静「いッ……いつからそこにいたのッ?」
紙人間『結構最初のほうからさ……詳しく話は聞かせてもらった。東方仗助……アンタが何で『エニグマ』を、燃やしもせずに保管してたかよくわかったよ』
仗助「ああ……何も燃やす必要はねーな〜〜ッ!テメーをブチのめして『エニグマ』を返してもらえばいい話だからよ〜〜ッ!!」
以下略
21
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:30:02.47 ID:Rd6uaJs70
紙人間『ああ……正直僕に交渉の材料はないんだが、それでも話をして、少し交渉をしたい』
静「『交渉』ゥ〜〜?」
紙人間『簡単な話だ。東方仗助……『エニグマ』を元に戻してくれ』
以下略
22
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:34:04.41 ID:Rd6uaJs70
静「ちょ、ちょっと待ちなさいよッ!色々言われてあたし付いて行けてないわッ!」
人間『……別にいいだろう。駒は駒らしく、何も考えず動いていれば』
静「あたしはもうアンタの駒じゃあないってのーッ!ていうかさ〜〜テメー覚えてるんだろうなッ!?アンタの駒として働いた報酬ッ!アンタの本体を教えるっていうさ〜〜ッ!」
以下略
23
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:39:26.94 ID:Rd6uaJs70
静「交渉したいんだったらさ〜〜!まずはアンタの正体から教えなさいよねーッ!」
仗助「たまには良い事言うぜ、静。……正体も明かさずに裏でコソコソするような野郎と、交渉するつもりなんざねーなーッ!」
紙人間『……ふむ、そうか』
以下略
24
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:44:19.19 ID:Rd6uaJs70
ガチャッ
仗助「……」
静「……今の……玄関が、開いた……?」
以下略
25
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:47:58.48 ID:Rd6uaJs70
???「両親は……恋人で、兄妹で、学友で、人殺しだった。……そんな二人から産まれた僕だ。まっとうな人間に育つわけがないだろう?」
ガチャッ……
仗助「……」
以下略
26
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:51:42.31 ID:Rd6uaJs70
ドアをあけて現れたのは、まだ幼さが顔に残る、少年だった。
黒い長袖の学生服に腕を通し、首までボタンを閉めている。
切れ長のするどい目は真っ黒で、細いフレームの眼鏡越しに、ぎらぎらと光を放っていた。
片耳だけにつけたアクセサリーと、色素の薄い髪の毛に……
東方仗助は、かすかに、たしかに、誰かの面影のようなものを感じた。
以下略
27
:
◆eUwxvhsdPM
[saga]
2013/07/13(土) 00:52:42.27 ID:Rd6uaJs70
本日はここまでです。
立て逃げとかはしませんよ。まだ。
次回投下いつになるかわかんないけど……
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