過去ログ - 静「ペーパー・バック・ライターは父親に憧れる」
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20: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:24:19.05 ID:Rd6uaJs70
静「いッ……いつからそこにいたのッ?」

紙人間『結構最初のほうからさ……詳しく話は聞かせてもらった。東方仗助……アンタが何で『エニグマ』を、燃やしもせずに保管してたかよくわかったよ』

仗助「ああ……何も燃やす必要はねーな〜〜ッ!テメーをブチのめして『エニグマ』を返してもらえばいい話だからよ〜〜ッ!!」
以下略



21: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:30:02.47 ID:Rd6uaJs70
紙人間『ああ……正直僕に交渉の材料はないんだが、それでも話をして、少し交渉をしたい』

静「『交渉』ゥ〜〜?」

紙人間『簡単な話だ。東方仗助……『エニグマ』を元に戻してくれ』
以下略



22: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:34:04.41 ID:Rd6uaJs70
静「ちょ、ちょっと待ちなさいよッ!色々言われてあたし付いて行けてないわッ!」

人間『……別にいいだろう。駒は駒らしく、何も考えず動いていれば』

静「あたしはもうアンタの駒じゃあないってのーッ!ていうかさ〜〜テメー覚えてるんだろうなッ!?アンタの駒として働いた報酬ッ!アンタの本体を教えるっていうさ〜〜ッ!」
以下略



23: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:39:26.94 ID:Rd6uaJs70
静「交渉したいんだったらさ〜〜!まずはアンタの正体から教えなさいよねーッ!」

仗助「たまには良い事言うぜ、静。……正体も明かさずに裏でコソコソするような野郎と、交渉するつもりなんざねーなーッ!」

紙人間『……ふむ、そうか』
以下略



24: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:44:19.19 ID:Rd6uaJs70
ガチャッ

仗助「……」

静「……今の……玄関が、開いた……?」
以下略



25: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:47:58.48 ID:Rd6uaJs70
???「両親は……恋人で、兄妹で、学友で、人殺しだった。……そんな二人から産まれた僕だ。まっとうな人間に育つわけがないだろう?」

ガチャッ……

仗助「……」
以下略



26: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:51:42.31 ID:Rd6uaJs70
ドアをあけて現れたのは、まだ幼さが顔に残る、少年だった。
黒い長袖の学生服に腕を通し、首までボタンを閉めている。
切れ長のするどい目は真っ黒で、細いフレームの眼鏡越しに、ぎらぎらと光を放っていた。
片耳だけにつけたアクセサリーと、色素の薄い髪の毛に……
東方仗助は、かすかに、たしかに、誰かの面影のようなものを感じた。
以下略



27: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 00:52:42.27 ID:Rd6uaJs70
本日はここまでです。
立て逃げとかはしませんよ。まだ。

次回投下いつになるかわかんないけど……


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/13(土) 00:52:55.24 ID:JdInfWwx0
あの二人の子供か…!?


29: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/07/13(土) 01:06:47.35 ID:Rd6uaJs70
・「誰この新キャラ?」と思うThe Book未読の方へ
仗助くんは高校生のころ、殺人事件をおかした悪いスタンド使いと戦って、ぶったおしました。
しかしその悪いスタンド使いは、自分の妹との間に子供をつくっていたのです。
今回のソーマ君は、その悪いスタンド使いの子供という設定です。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/13(土) 01:16:07.75 ID:awIrL7pAO
そうか……『彼』だったのか。なるほど……。「ペーパー・バック・ライター」と紙繋がりか。


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