過去ログ - 静「ペーパー・バック・ライターは父親に憧れる」
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200: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 22:56:00.51 ID:znEwU6hC0
静「……やっぱりアンタ、あたしの思っていた通り……悪いヤツじゃあないわ。絶対」

双馬「……フン、勝手に言ってろ。僕は幸せになるためだったら、どんな犠牲だって払ってやるぞ」

静「いいわよ。あたしはその犠牲を、払わせないようにしてやるからッ」
以下略



201: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 22:56:37.72 ID:znEwU6hC0
静「とりあえず、その『エニグマの本』をどーにかするのだけはダメね。本当に世界がしっちゃかめっちゃかになっちゃうし。やっぱりその本、図書館に返すのが一番よねーッ」

双馬「やっぱりバカなのか?君は……そんな事するわけないだろう?」

静「ヘーッ!そんな口きいちゃっていいのかしらァン?あたしは知ってるんだけどなーッ」
以下略



202: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 22:57:25.16 ID:znEwU6hC0
静「……アンタが頭下げて、兄さんにごめんなさいって言って、誰にも迷惑かけないっていうのなら……あたし、兄さんに頼んでみてもいいわよ。『弓と矢』をちょっとだけ貸してください、ってね」

双馬「……本当の事なのか?それは……」

静「といっても、結構ムチャクチャな頼みだし、貸してくれないかもしんないけどーッ……たぶん、承太郎さんとかの監視のもとでなら、大丈夫だと思う。きっとね」
以下略



203: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 22:58:25.42 ID:znEwU6hC0
静「ね?双馬……アンタ、幸せになりたいのなら……他の人を犠牲になんかしちゃあいけないのよ。四つ葉のクローバー見つけるために、三つ葉を踏みつけてどうするの?」

双馬「……」

静「なんならあたしも一緒に頭下げてあげるわよッ。それとも、もしかして……アンタ、あやまりに行くのが怖いのーッ?アハハハハハハハハ」
以下略



204: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 22:59:01.46 ID:znEwU6hC0
双馬「……わかった。僕の負けだよ……」

静「!……じゃあ……!」

双馬「ああ……東方仗助に『本』を返して、また厳重に図書館で保管してもらお――」


205: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 22:59:39.55 ID:znEwU6hC0
「それは、やめてもらおうか?非常に面倒なことなんでな……」


206: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 23:01:03.36 ID:znEwU6hC0
ザッ

静「……?」

ザッ
以下略



207: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 23:02:07.05 ID:znEwU6hC0
双馬「『有栖川メイ』は何処へ行った!?答えろォ――ッ!『チェスタ・テスタロッサ』ッッ!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

チェスタ「フーッ……答える必要は無いな……君はここで死ぬのだから……」
以下略



208: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 23:03:40.54 ID:znEwU6hC0
双馬「――がッ……!」

静「!?……えッ……?」

空中に、体長130センチメートルほどの、『極彩色の魚』が浮かんでいたッ!
以下略



209: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2013/08/09(金) 23:04:40.43 ID:znEwU6hC0
双馬「『ペーパー・バック・ライター』ッッ!!」ギャン!

静「『ワイルド・ハニー』ッッ!!」ズギャン!

紙人間『ペラァッッ!!』
以下略



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