3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/10(水) 21:13:42.56 ID:Ngh+TKCSo
真美は、んぅ、と声を上げ、身じろぎをした。
汗の匂いの混じった、独特の甘い香りが鼻をつく。
その一瞬間で五感が鋭敏になる。
よこしまな考えが、頭を、身体全体を満たした。一つ深呼吸をして、目を瞑る。
聴こえるのは雨音と、時計と、真美の静かな呼吸と、自分の荒くなり始める呼吸、鼓動。騒がしい。
顕在の思考が停止し、代わって、潜在の思考が勝手に打算を始めた。
目を開ける。真美の胸は変わらず、規則正しく上下していた。
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