過去ログ - 恵美「あなた何で日本語覚えたの」鈴乃「アニメとか」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:32:48.26 ID:SKqE2bcJo
鈴乃「千穂殿、やっはろー!」

千穂「あ、鈴乃さん、遊佐さん……や、やっはろー?」

恵美「付き合わなくていいわよ千穂ちゃん」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:33:15.50 ID:SKqE2bcJo
奢りなら、と頂くことにする。
大量のジャンクフードにうんざりしながら二人してもぐもぐと処理していたところ、
店に入ってきたおじさんから笹の木をもらった魔王達が飾り付けを始めた。

千穂「笹幡七夕祭りで飾るんですよ」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:33:48.56 ID:SKqE2bcJo
鈴乃と二人で、千穂ちゃんを自宅まで送り届けることになった。
昨日は目出し帽の暴漢に襲われたばかりだ、警戒するに越したことはあるまい。

鈴乃「ちなみにさっきの笹の木が発生させた魔力が客を呼んでいたが気づいていたかエミリア?」

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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:34:20.43 ID:SKqE2bcJo
呑気に言う千穂ちゃんについ叫ぶ。
いや、私としても今すぐ魔王を討伐するつもりはないが、奴が人畜無害などと認めるわけにはいかないのだ。

鈴乃「情けないぞエミリア! あなたはそれでも勇者か!」

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2013/07/11(木) 00:34:49.76 ID:SKqE2bcJo
千穂「え、じゃ、じゃあ結局真奥さんと戦うんですか?」

鈴乃「いや、彼は負の感情から魔力を集めるわけだから、彼の周りを平和に保てばいいんじゃないだろうか多分きっと」

鈴乃「そうだ、麗しき乙女が三人も揃っているんだし、部活でも作って彼のハーレム路線に変更はどうだろう」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:35:18.79 ID:SKqE2bcJo
恵美「くっ……」

気づけばどこかのビルの屋上にて、私は目出し帽の暴漢もとい大天使サリエルの目からビームを受けていた。
ドラゴンボールのゲームの「目から怪光線」とか「口から怪光線」ってあまりにも安直過ぎる名前じゃなかったかしら。
……ああ、駄目だ。疲労のせいか、何だか思考が鈴乃に毒されてきた気がする。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:35:49.78 ID:SKqE2bcJo
もしや、千穂ちゃんを助けに魔王が来たのだろうか。
だとしたら魔力のない今の魔王が鈴乃に敵うはずもない。
複雑な思いから彼女に視線を向けると……

鈴乃「だが断る」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:36:19.74 ID:SKqE2bcJo
サリエル「……正気か、ベル? 天界を崇める教会に仕える君が、大天使の僕に……」

鈴乃「黙れッ! そして聞けッ!」

彼女が髪に刺していた簪を抜き取り、"武身鉄光"の術で大槌に変化させる。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:36:50.44 ID:SKqE2bcJo
鈴乃「当たらなければどうということはない……! 武光烈波!」

そして繰り出された蹴りはサリエルの鳩尾に直撃した。
って蹴りか。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/11(木) 00:37:21.40 ID:SKqE2bcJo
鈴乃「光に……なれぇぇぇぇぇッ!!」

サリエルの脳天に直撃する大槌。
ベキボキと聞こえちゃいけない音を全身から響かせつつ、サリエルは沈黙した。

以下略



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