56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:01:25.08 ID:HZ78DO6Ro
「ルイの腹に私の子がおります」
「何ぃ!」バシッ!
「あ、織田さん暴力はダメです!」
「この戯けが!子が出来、親になる者がそんな事でどうする!」
「す、すみません!しかし、この時代の私は身分も明かせず、仕事も……」
「バカモノがぁ!このワシですら仕事はあるぞ!」
「はぁ……」
「お前、この方を覚えておるか?」
「もしや……」
「そうじゃ、ケンである」
「そうですか……なんとなくそんな気はしたのですが、まさか」
「で、ワシらはケンの時代に『タイムスリップ』したのじゃ」
「という事は・・・・・・」
「うむ、恐らく帰る方法がある筈」
「何と!」
「ワシには目星がついておる」
「え?本当ですか織田さん」
「うむ、店長には黙っておったが、何となく黄泉の祠の場所が分かる」
「では何故帰らなかったのですか?」
「まだまだ知っておく事が多くてな。まずは料理、そして歴史、あとはこやつじゃ」
「でも、蘭丸さんが来ている事は知らなかったのでは?」
「直感じゃ、直感。あの光の中でもう一つの影を見たからな」
「そうだったんですか」
「うむ。そこで店長にお願いがある」
「はい。なんですか?」
108Res/66.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。