73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:28:23.91 ID:HZ78DO6Ro
〜現代〜
「信長さん、ちゃんと帰ったかな」
「きっと大丈夫です。御館様は。御館様は……」
「蘭丸君、泣かないで。ほらお店に帰ろう」
「はい」
〜店〜
「ふぅ、今日は疲れたね」
「そうですね。ところで、御館様の残した手紙は?」
「ああ、そうですね。読んでみましょうか」
『ケン、長い間世話になった。お主に礼をしたく思い、地図の場所にある物を埋めておいた。
蘭丸と共に掘り返して戴きたい。
あと、蘭丸に処遇については、こちらで手配しておるので、何の心配も要らぬ。暫し待たれよ。
どれもこれもワシが無事、戻ったらの話だがな』
「なんすかこれ?」
「多分、帰って何かを埋める気だったんでしょうね」
「とりあえず、地図の場所と目印を探しに行きますか?」
「そうですね、お店も休みですから」
二人は車に乗り込み、山を目指す。
「しかし、こんな山に何を埋めたんですかね?」
「さぁ?でも信長さんの事ですから、何かサプライズがあると思いますよ」
「ですね」
「さぁ、ここからは徒歩です」
険しい山道を登り、ある山頂へ到着する。
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