過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part4
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56: ◆cAx53OjAIrfz[saga sage]
2013/07/12(金) 01:51:57.67 ID:9UNM1y4B0
そして目配せをする、いつもの気だるげな顔ではなく、ゲスな顔をしていた。
何となく気持ちを察して、流れを少し読み回答に答える。

茄子「そーですねぇ、GDFがいくら強くても『電波の薄い、超高度から超えてきたカースには、気が付かないかもしれませんね』」

П「あの御令嬢の事だ『常に自分の周りに、数人の能力者を配置する』だが、『人気取りのため、テレビの前で自分から手を下すことは出来ない』」

地図に赤い線を引き、地図から引き出したい情報をより正確にしていく。
居間のテレビでは自分の業績だとばかりに、GDFや様々に団体に例の地図を手渡し、演説をしている少女の姿が目に映る。

П「俺は、ああいう手合いが大っ嫌いだ、政治家みたいなやつがな」

茄子「あらあら、それはそれは」

そう言い、笑顔でラムネを呷る茄子。

П「そういう奴がする一番好きな顔がある」

茄子「どんな顔なんです?」

いかにも知りませんよ?とした顔で聞いてくるので、少しイラッとしてデコピンした後、呟いた。

П「どんなに苦しくても、笑顔を作らなきゃいけないときの苦しみ混じりの笑顔だよ」


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