過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part4
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923: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/07/26(金) 01:51:57.27 ID:Okz3d9Pqo

レナ「あんまり目立つのもアレだから、さっさと決めさせてもらうわ!」

グレイスがカースへ向かって駆け出す。
だが、その距離を詰める毎に身体に妙な違和感を感じ始める。

レナ「(何これ……身体が、重い!?)」

レナ「くっ! グレイスフル……ソードッ!」

原因不明の倦怠感に苛まれながらも、何とか手にした剣でカースを斬りつける。
しかし、力が込められないのが原因か、ほとんどダメージを与えられていないらしい。
同様にカインドの放った矢も大した効果を与えることは無かったようだ。

「……マッタク……メンドウナヤツダ」

カースが反撃だと言わんばかりに、グレイス目掛けて腕状の部位を叩きつける。
歩道のタイルが砕け、砂埃が巻き上がる……まともに当たればただでは済まないだろう。

レナ「っ!」

美優「グレイスッ!」

レナ「大丈夫! これくらい避けられるわ」

幸い、敵の動作は一般的なカースに比べて緩慢なため、身体の動きが鈍ってはいるものの攻撃を回避するのは容易だった。

レナ「私がなんとか核を露出させるから、カインドはそこを狙い撃って!」

美優「わかりました!」

そう言うとグレイスは再度カースに斬りかかる。
振り回される腕を掻い潜り、幾度となく斬りつけ、そして遂に──

レナ「見えたわ! 胴体の中心!」

美優「いきますっ! カインディング……アロー!」


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