1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:35:25.04 ID:pHJoDQSl0
先輩「む、またキミか」
男「奇遇すっね こんなところで」
先輩「昼時の購買で会うことがキミにとっては奇遇なのか？」
男「そりゃあもう、俺と先輩が出会う……運命の邂逅じゃないっすか！」
先輩「運命ということは奇遇ではないのでは？」
男「ハッ！？」
先輩「アホ」
男「それはともかく、今度の日曜あいてますか？」
先輩「嫌だ」
男「俺まだ何も言ってな―――」
先輩「どうせ次に出てくる言葉は『今度デートしましょうよ、先輩』に決まってる」
男「分かってるじゃないっすか！ま、まさかアンタジョセフ・ジョ―」
先輩「今月だけでもう四回目だからな」
男「チェッ、連れないなー」
先輩「言ってるだろう、私はキミと付き合う気はないと」
男「全く？」
先輩「全くだ」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:38:08.09 ID:pHJoDQSl0
男「どうしても？」
先輩「どうしてもだ」
男「天地がひっくりかえっても？」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:39:01.84 ID:pHJoDQSl0
ほーかご
下校中
先輩「まったく、奴もめげないものだな」
女友「アハハ、いいじゃない健気で？」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:40:18.15 ID:pHJoDQSl0
男「今日もダメかぁ」
男（先輩に惚れたのはかれこれ二か月前）ﾎﾜﾝﾎﾜﾝ
二か月前
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:41:39.52 ID:pHJoDQSl0
武道場
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
男「すげえギャラリーだな」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:42:29.01 ID:pHJoDQSl0
ギャラリーＢ「おい！二人とも出てきたぞ！」
剣道部部長（以下剣長）「ちゃんと来たか、てっきりビビって逃げるものかと思ってたぜ」
先輩「なぜ負けもしない挑戦から逃げる必要があるんだ？」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:43:10.70 ID:pHJoDQSl0
男「なぁ男友」
男友「ん？」
男「なんでこんなマンガ見たいな展開になってるの？」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/11(木) 18:44:02.87 ID:pHJoDQSl0
ギャラリーＡ「この高校には武道場は一つしかないし、体育館やグラウンドは他の部活が使っている」
ギャラリーＡ「お互い実力の持つ剣道部と薙刀部はこの武道場をできるだけ使いたい」
ギャラリーＡ「ならば実力のあるものが勝ち ということにすればいいだろう」
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