過去ログ - 勇者「魔王は一体どこにいる?T」
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101:エルフの森[sage saga]
2013/07/12(金) 11:30:47.61 ID:BeTekSFe0
---エルフの里---

騎士「ここが・・エルフの里・・・」

僧侶「夜の筈なのに明る〜いウフフ」

魔女「草木を少しづつ光らせておるんじゃ・・エルフは火を嫌うでのぅ」

エルフの娘「・・・・・」

僧侶「すごく幻想的・・・この風景を見るとわたし達人間が住む町は・・」

エルフの娘「汚れている」

魔女「草木や花は心を持っておる・・・そして命を運ぶ。われら人間はそれを少し軽んじておるな」

エルフの娘「・・・・・」




---長老の家---

トントン

エルフの娘「長老様・・参りました」

長老「おぉその声はエルフの娘だな?早く入れ」

カチャ パタン

エルフの娘「森の奥深くに入った人間3名を連れて来ました」

長老「旅人の方・・手荒なまねをして済まなかった。気球が落ちてしまったのだろう?」

騎士「はい・・騒がせてしまってすいません・・」

長老「森の浅いところでは人間達がエルフ狩りをやっていてな・・小競り合いが絶えんのだ」

騎士「はぁ・・僕たちはそんなつもりでは・・」

長老「わかっているが・・他の者に示しが付かんのも理解してくれ」

騎士「それで・・僕たちはこれからどういう処遇に?」

僧侶「ふぇ〜ん」

魔女「これ泣くでない・・黙っておれ」

長老「!!!」ガバ

騎士「??」

長老「エルフの娘・・手を貸しておくれ」ヨッコラ

エルフの娘「はい。長老様起き上がるとお体に・・」

長老「かまわん・・もう目が見えんから人間を少し触ってみたい」

さわわ さわわ さわわ

長老「!!これは驚いた・・古い友の様だ・・魔女・・あの歌を歌ってくれんか?」



魔女「♪ラ--ララ--♪ラー」



長老「久しぶりだな・・・魔女よ・・あの時のままだな」

魔女「やはり・・・共に闘った仲間であったようじゃな・・・老いたのぅ」

長老「まだアヤツを待ち続けているのか?」

魔女「愛しき人を待ち続けておる」

長老「・・・悲しき定め・・・これエルフの娘!早よう縄を解け!」




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