過去ログ - 勇者「魔王は一体どこにいる?T」
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134:砂漠の町[sage saga]
2013/07/12(金) 12:00:23.05 ID:BeTekSFe0
---商隊---
盗賊「よし傭兵隊は荷馬車の前後に二手に別れて配置してくれ」
盗賊「各馬車の配置は・・・」
僧侶「盗賊さんなんかすご〜い指揮してる〜」
商人「僕の影武者だよ。僕は商人の振りして紛れ込んでる」
僧侶「へ〜何か危ない事でもあるの?」
商人「顔が割れたく無いだけさ」
僧侶「でも盗賊さんが顔割れちゃうよね?ウフフ」
商人「それで良いんだ。僧侶と魔女は僕と同じ馬車に乗って僕を守る」
僧侶「騎士は?」
商人「騎士は盗賊と一緒だ。盗賊の用心棒って事になってる」
魔女「えらく偽装するのだのぅ」
商人「今回の荷物はそれだけ危ないって事だよ」
僧侶「何を運んでるの?」
商人「さぁね・・ヒミツだよ」
盗賊「出発!!」
ガラガラ ガラガラ
---
盗賊「どうだ?商隊の感想は?」
騎士「思ってたより大規模だったから驚いてる」
盗賊「これ位の数が居ないと安全に運べ無いくらい襲撃がある」
騎士「荷馬車含めて馬車が・・20くらいかな?」
盗賊「これからは暫く馬車の旅が続く。暇潰しも考えておけよ?」
騎士「あぁそうだな・・ところで今回は何を運んでるんだい?」
盗賊「それは商人に聞いてくれ。教えてくれんと思うがな」
騎士「そうか・・エルフの娘もこういう風に運ばれてるのか」
盗賊「・・・」
騎士「そういえばどうして気球を使わないのかな?」
盗賊「気球は襲われた時に荷物を破壊してしまうからだ」
騎士「襲われる?空で?」
盗賊「今回の場合特に空は危ない」
騎士「・・・気になるな」
盗賊「それほど危ない物を運んでるのは間違いない」
騎士「そうか・・何も起こらなきゃ良いけど」
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