過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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867: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/05/15(木) 00:11:53.24 ID:bkaD2x5po
アロエ「なんだか、色々と繋がった気がする」
ミュウツー『繋がった?』
アロエ「あ、ううん。こっちの話」
女は慌てたように手を振り、少し困ったような笑顔を見せた。
あまり深く追求されたくないらしい。
ミュウツー(知られてしまった以上は、仕方ない)
敢えて尋ねることはしない。
何がどう『繋がった』のか、正直なところ気になって仕方がなかった。
アロエ「話を戻そうか」
アロエ「専門家じゃないから、正直あたしには診断まではできないし」
アロエ「実際に会ってみないと、なんとも言えないな」
ミュウツー『……そうか』
アロエ「でもそのダゲキ、キミが気にするほど無表情っていうのは……まあ、ちょっと気になるかな」
アロエ「レンブが連れてるダゲキは、そう言われてみると、わりと快活っていうか、元気というか……」
どう表現したものか、アロエは少し悩む。
『自分が知る別個体はさほど無表情ではなく、すなわちその友人の状態は種族由来ではない』。
そう安易に言ってしまっていいものか。
受け取り方によっては、『お前の友人はおかしい』と言っているも同じだ。
意図的ではないにせよ、比較対象を出してしまってよかったのだろうか。
ミュウツー『やはり異常か?』
アロエ「そこまでは言えない」
アロエ「『浮き沈みが激しい』方の子も、あたしとしては気になるけど」
アロエ「ただ、そういう状態になってるとして、なったなりのワケはあるんだろうから」
アロエ「その子たちのようすが変だったら……誰か人間を頼った方がいいかもしれない」
ミュウツー『どういう意味だ』
アロエ「あなたのお友達は、イッシュにはいないはずの子ばかりだから」
アロエ「……つまりさ」
アロエ「みんな、元々は人間が連れていたポケモンで……」
アロエ「捨てられたか逃げたかして、人間から離れた子たち、ってことなんでしょう?」
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