過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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932: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/07/22(火) 22:32:55.02 ID:aMV/BRFao

ミュウツー『だったら、少し褒められたくらいで、すぐ調子に乗るんじゃない』

ジュプトル「ううう……」

ダゲキ「ね……ねえ」


不意に、黙っていたダゲキが不安そうな目で口を開いた。


ダゲキ「いまの はなし……」

ジュプトル「あ、ごめん」

ミュウツー『……すまない、私とこいつだけで、話をしてしまったな』


そういえば、なぜジュプトルまでもが一緒になって勉強に参加しているのか、改めて説明したことはなかった。

自分は話を振られた側でしかないから、本人が言わないなら、こちらから言う筋合いではない。

ジュプトル自身に話す気があれば、説明していただろう。

だがジュプトルからダゲキに対しては、何も言っていなかったようだ。


ダゲキ「あ あの、さ」

ダゲキ「えっと……」


釈明しようとして、ミュウツーは思い止まった。

彼は、何か言おうとしている。

だがなかなか言葉に出来ず、言いづらそうにきょろきょろしていた。

眉間にかすかな皺が見える。

考えているのだろう。


ダゲキ「あ、と……」

ジュプトル「……?」

ミュウツー『……』

ジュプトル「ごめん。おれが……」

ミュウツー『いや、待て』

ジュプトル「え」

ミュウツー『お前……何か話したいなら、今この場で話せ』

ミュウツー『時間がかかっても気にするな。そのための場だ』

ダゲキ「え、あ、うん……」




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