過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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970: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:38:30.87 ID:uzzTTkrho

チュリネ「どうして、にーちゃん、かなしいの?」

チュリネ「にーちゃん かなしいと、チュリネも かなしい」

ミュウツー『あ、ああ……』

イーブイ「みーちゃんと、けんか?」

ダゲキ「ううん」


やはり少し寂しそうな顔を見せながら、ダゲキはチュリネの葉を一枚引っ張った。

力を加減しているのか、チュリネも痛がるそぶりはない。

その所作のひとつひとつに、長い付き合いを感じさせた。


ダゲキ「きかれたくない は、いいたくない なんだよ」

チュリネ「わかんない」

チュリネ「チュリネ、わかんない。もっと ちゃんと おしえてよ!」

ジュプトル「きにするなよ、こいつ ムシンケイなんだから、さ」


そう言って、ジュプトルはダゲキの背中を叩く。


ミュウツー『む……そ、その通りだ。私が悪かった』

ダゲキ「うん、だいじょうぶ」

ミュウツー『そ、そうか……』

チュリネ「けんか、ちがうの?」

ミュウツー『喧嘩ではない。私が無神経だっただけだ』


ダゲキ「……ねえ」

ミュウツー『ん?』


イーブイは、前脚を器用に使ってページをめくっている。

喧嘩ではないことがわかったからか、チュリネもそこに再び合流していた。

知っているポケモンを見つけると声を上げて喜び、読めないながら文面に見入る。




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