過去ログ - 【咲-Saki-】和「…浮気者」咲「泥棒猫…」【京和？】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-Saki-】和「…浮気者」咲「泥棒猫…」【京和？】

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505: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 21:40:46.08 ID:S1COnGl7o

「何も…宮永さんと別れてくれだなんて言いません。ただ…私の傍に帰ってきてくれれば…それで良いんです…」
「でも…それは」

ただ、それだけであるならば…と思う気持ちが俺にもあった。

以下略

506: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 21:46:37.14 ID:S1COnGl7o

「それなら仕方ないですね…」

そう言いながら和はそっとその両手を枕元へと伸ばした。
そのままゴソゴソと何かを探すその仕草が一体、何を意味しているのかは分からない。

以下略

507: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 21:54:09.61 ID:S1COnGl7o

「もし須賀君が私に従ってくれなかったら…私はつい悲しくて…これをネットに流してしまいそうです」
「っ…！」

瞬間、ゆるやかに漏らされた言葉に俺は背筋を凍らせた。

以下略

508: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:03:45.28 ID:S1COnGl7o

――　でも…もし…本気だったら…。

いや…恐らく和は本気だ。
そうでなければこんな監禁まがいな真似をして俺をレイプしたりしない。

以下略

509: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:09:35.36 ID:S1COnGl7o

「何を迷うんですか…？ここで頷けば…毎日、気持ち良くなれる上に…皆、幸せになれるんですよ…」
「……」

そう囁く彼女に…俺はそれが俺たちだけの問題ではない事を悟った。

以下略

510: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:18:05.20 ID:S1COnGl7o

「和…もう…抵抗なんてしないから…手錠を外してくれないか？」

だからこそ紡いだ俺の言葉は、諦観に溢れていた。
もう抵抗しても無駄なのだと…既に俺は蟻地獄へと嵌ってしまった後なのだそう認めてしまったからなのだろう。

以下略

511: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:25:19.95 ID:S1COnGl7o

「ふゅぅっ！？」

その唇がそっと和に触れた瞬間、彼女の手が俺の首の後へと回った。
そのまま顔を無理矢理持ち上げるようなそれに俺は驚きの声をあげる。

以下略

512: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:32:28.54 ID:S1COnGl7o

「大丈夫…ですか？辛いところ…ないですか？」

そんな俺に心配するように言うその言葉は和の本心なのだろう。
彼女とて、出来ればこんな手段は取りたくなかったはずだ。

以下略

513: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:38:46.92 ID:S1COnGl7o

「こんな事をする前に…やるべき事は沢山あっただろ…」

勿論、そんな事は和が一番、良く知っているはずだ。
和は俺なんか足元にも及ばないくらいに頭が良くって、そして理性的なのだから。

以下略

514: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:48:56.71 ID:S1COnGl7o
ぬあー駄目だ
やっぱ>>512から書き直す

515: ◆jMQccbQGu.[sage saga]
2013/08/01(木) 22:49:40.84 ID:S1COnGl7o
「大丈夫…ですか？辛いところ…ないですか？」

そんな俺に心配するように言うその言葉は和の本心なのだろう。
彼女とて、出来ればこんな手段は取りたくなかったはずだ。
それは申し訳無さそうなその瞳を見れば良く分かる。

以下略

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