過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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109: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:27:45.63 ID:bC2xh02r0
桐乃「さっきチャットがあってね」
桐乃「「先輩と二人っきりで、手を繋ぎながら帰ったわ」って」
あの野郎。 なんてことを言ってやがる。 さっきの帰り道でのしんみりとした雰囲気をどこにやりやがったんだ。
110: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:28:34.92 ID:bC2xh02r0
桐乃「ま、別にいーケド」
……ああ、こいつ確実に怒ってる。 怒ってるというか、不貞腐れているって方が正しい。 これは多分、俺じゃなくても分かるくらいに分かりやすいぞ。
京介「……悪かったよ。 ごめん」
111: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:29:24.37 ID:bC2xh02r0
桐乃「キョーミ無いし」
……へいへい。
京介「んじゃ……風呂入ってくるわ」
112: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:29:55.00 ID:bC2xh02r0
京介「……お前、どうしたの?」
風呂からあがり、居間に戻ると、テーブルの上に桐乃が突っ伏していた。
ええっと……そこまでへこんでる、とか?
113: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:30:25.48 ID:bC2xh02r0
桐乃「……ひひ」
京介「お前……顔めっちゃ赤いぞ?」
泣いてたから……じゃねえよな? しかもなんかすっげえニヤニヤ笑ってるし。
114: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:31:22.40 ID:bC2xh02r0
目頭をつまんで、思考。
テーブルの上に置かれた、沙織からのお土産。 正確に言うと、沙織の姉からのお土産だけど。
……そうだとしても、だ。 俺はひと口飲んだが、別に普通のジュースで、俺が今見出した可能性は無い筈。 間違いねえ。
115: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:32:46.23 ID:bC2xh02r0
京介「酒、だよな……」
で、でもどうして? 確かに昼間、メイド喫茶で飲んだあれはただのジュースだったはずだ。 匂いも全然違う。
桐乃「きょーすけ!」
116: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:33:12.25 ID:bC2xh02r0
……やべ、可愛い。
じゃねーよ! こいつ酔っ払ってるじゃねえか!
京介「……そだ、沙織」
117: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:33:42.86 ID:bC2xh02r0
「京介氏! 申し訳ありませぬ!」
京介「……その様子だと、わざとでは無いな」
「……はい。 先程、家にあるのを確認してみたところ、どうやら京介氏に渡したのは」
118: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:34:10.03 ID:bC2xh02r0
「と、仰いますと……」
京介「……桐乃がな」
「うう……今度お会いした時、お詫び致します」
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