過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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112: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:29:55.00 ID:bC2xh02r0
京介「……お前、どうしたの?」
風呂からあがり、居間に戻ると、テーブルの上に桐乃が突っ伏していた。
ええっと……そこまでへこんでる、とか?
113: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:30:25.48 ID:bC2xh02r0
桐乃「……ひひ」
京介「お前……顔めっちゃ赤いぞ?」
泣いてたから……じゃねえよな? しかもなんかすっげえニヤニヤ笑ってるし。
114: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:31:22.40 ID:bC2xh02r0
目頭をつまんで、思考。
テーブルの上に置かれた、沙織からのお土産。 正確に言うと、沙織の姉からのお土産だけど。
……そうだとしても、だ。 俺はひと口飲んだが、別に普通のジュースで、俺が今見出した可能性は無い筈。 間違いねえ。
115: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:32:46.23 ID:bC2xh02r0
京介「酒、だよな……」
で、でもどうして? 確かに昼間、メイド喫茶で飲んだあれはただのジュースだったはずだ。 匂いも全然違う。
桐乃「きょーすけ!」
116: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:33:12.25 ID:bC2xh02r0
……やべ、可愛い。
じゃねーよ! こいつ酔っ払ってるじゃねえか!
京介「……そだ、沙織」
117: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:33:42.86 ID:bC2xh02r0
「京介氏! 申し訳ありませぬ!」
京介「……その様子だと、わざとでは無いな」
「……はい。 先程、家にあるのを確認してみたところ、どうやら京介氏に渡したのは」
118: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:34:10.03 ID:bC2xh02r0
「と、仰いますと……」
京介「……桐乃がな」
「うう……今度お会いした時、お詫び致します」
119: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:34:42.16 ID:bC2xh02r0
京介「……大丈夫か?」
未だに抱き着いたままの桐乃に視線を移し、そう聞く。
桐乃「んー……あたし?」
120: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:35:13.37 ID:bC2xh02r0
京介「……はは、だよな」
京介「寝るか? 顔真っ赤だぞ?」
桐乃「やだ」
121: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:35:41.44 ID:bC2xh02r0
京介「俺は絶対お前の傍に居るよ」
桐乃「……でも今日いなかったし」
京介「お前が呼べば、俺はどこへだって行くっつーの」
122: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 00:36:08.50 ID:bC2xh02r0
桐乃「ねー、きょーすけ」
京介「ん?」
桐乃「だっこして」
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