過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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161: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:41:48.08 ID:YKWbGWMl0
……あー、着替えするのも面倒だな。 制服のままでいいか。

俺はそう思い、そのまま玄関で靴を履く。

京介「んじゃ、行って来ます」
以下略



162: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:42:23.75 ID:YKWbGWMl0
駅に到着。 桐乃を発見。 あいつ、顔を逸らして雨の中歩き出す。

京介「おいおいおいおい!! お前しかとしてんじゃねえよ!」

桐乃「……なに?」
以下略



163: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:44:17.83 ID:YKWbGWMl0
京介「いいから使えよ。 俺じゃなくて、お袋がそう頼んでるんだから」

桐乃「……お母さんか。 あんたじゃなくて?」

京介「そうだよ。 俺がそんなことすると思う?」
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164: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:45:03.74 ID:YKWbGWMl0
桐乃「ふん。 早く渡して」

先程まで雨宿りしていた場所に戻ると、桐乃は言う。

京介「へいへい……」
以下略



165: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:45:31.91 ID:YKWbGWMl0
桐乃「……一つ聞いていい?」

京介「あん?」

桐乃「別にあたしに傘渡すのはいーケドさ。 あんた、自分の傘は?」
以下略



166: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:46:08.88 ID:YKWbGWMl0
えーっと。 その場合ってあれだよな。 俺が金出さないといけないよな。

……なんか、おかしくね?

俺は今日、駅まで傘を忘れた妹の為にわざわざ傘を届けて。
以下略



167: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:46:40.93 ID:YKWbGWMl0
桐乃「なにぼーっと突っ立ってんの。 邪魔なんですケドぉ」

京介「……悪かったな」

渋々、俺はコンビニへと向かう。 ちくしょう。 せめて金はお袋に出させてやろう……そうじゃないと、マジで割りに合わねーって。
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168: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:47:12.61 ID:YKWbGWMl0
桐乃「チッ……マジでキモいけど、仕方ないから傘入れてあげる」

京介「いや良いって。 俺は傘買うから」

桐乃「それだとあたしが悪者みたいじゃん。 あんたの所為でそーなるとかムカつくから却下」
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169: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:47:38.91 ID:YKWbGWMl0
で、一緒に帰ることになったのは良いが。

桐乃「もうちょっとあっち行ってくれない?」

京介「……お前、言っておくけど、俺既に体の半分は外に出ているからな?」
以下略



170: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:48:10.38 ID:YKWbGWMl0
桐乃「ま、いちおーはあたしが傘忘れたのが原因だしね。 感謝してよ?」

何にどう感謝すんだよ! 言っていることが訳分からないぞ!?

むしろお前が感謝しろって。 生意気な奴だよ、ほんとに。
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