過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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48: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:32:22.44 ID:/JFVNfU00
こんばんは。
昨日投下できず申し訳ない。
乙、感想ありがとうございます。

>>39
以下略



49: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:33:07.54 ID:/JFVNfU00
4月の終わり。 ゴールデンウィークを目前に控えた今日。 俺は、あやせと会うことになっていた。

この事は桐乃にも秘密にしてある。 ばれたら多分、そうとう怒らせるだろうが、それでもあいつには言えない。

俺と、あやせの話。
以下略



50: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:33:33.20 ID:/JFVNfU00
……あいつには結局、桐乃の趣味がばれちまったんだよな。

一度は絶交を告げられて、桐乃は酷く落ち込んで。

俺が馬鹿みたいな方法を取って、あいつらは仲直りして。
以下略



51: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:33:59.81 ID:/JFVNfU00
必死で想いを伝えてきたあいつを俺は断った。 好きな人がいると言って。

……あやせは多分、気付いていたんだろう。 俺の好きな奴が桐乃だってことに。

そんな普通じゃ納得しないような理由だったっていうのに、あいつは身を引いた。
以下略



52: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:34:25.84 ID:/JFVNfU00
開くと一件のメール。 差出人は、あやせ。

From あやせ
今から行きます。 遅れてすいません。

以下略



53: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:34:54.92 ID:/JFVNfU00
あやせ「ごめんなさい。 お待たせしちゃって」

京介「いいさ。 その台詞は俺だと中々聞けないからな」

あやせ「ふふ。 そうですね。 桐乃なら、そうかもしれません」
以下略



54: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:35:24.10 ID:/JFVNfU00
京介「ああ、分かったよ」

俺は言い、そのまま続ける。

京介「ちょっと報告遅れちゃったけどな、お前には言っておかないといけないと思って」
以下略



55: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:35:52.77 ID:/JFVNfU00
京介「了解。 じゃあ、結果から言うけど」

京介「桐乃からも聞いているかもしれないが、両親に話したんだ。 俺と桐乃のこと」

京介「当然怒られて、殴られた」
以下略



56: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:36:18.29 ID:/JFVNfU00
あやせ「あはは。 お兄さんらしいですね」

京介「そうかぁ? この言葉も、受け売りなんだよな。 桐乃からの」

京介「まあ、あいつの場合はそれを向けていた対象がちっと酷い物だけどな……」
以下略



57: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:36:45.07 ID:/JFVNfU00
京介「そんで、家から出て行けって父親に言われた。 で、俺は出て行く選択を取ったんだ」

京介「……意外っつうか、俺は多分それも分かっていたのかもしれんが。 桐乃も来るって言ってさ」

京介「俺たち二人で家を出て、今はあのアパートで暮らしているんだ。 それが去年の終わりのこと」
以下略



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